2021年11月13日 土曜日
鷹ノ巣山
1,737 m 7回目
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※地図をクリックするとルートを引いた国土地理院の地図を参照できます。
コースタイム
水根駐車場 6:00 ⇒ トオノクボ 8:00 ⇒ 8:40 六ツ石山 8:45 ⇒ 水根山 10:10 ⇒ 10:40 鷹ノ巣山 11:25 ⇒ 水根山分岐 11:45 ⇒ 水根沢の木橋 13:00 ⇒ 水根駐車場 14:10
5:35 水根 無料駐車場
暗いうちに水根に到着。ゆっくり身支度を整えた。
6:00 駐車場を出発。車道を横切り、奥多摩むかし道へ入る。
しばらくはゆるやかな上りの林道歩きが続く。
15分ほど進むと、林道から奥多摩湖が見えた。
さらに集落を進む。
六ツ石山登山口から登山道に入った。
民家や水道局の水根配水所の脇を上っていく。
植林帯の急登を上る。
6:35 山神を祀った産土 (うぶすな) 神社を通過。説明板に、主神は大山祇命 (おおやまづみのみこと) で、愛宕神などの4神も合祀されているとあった。
九十九折の急坂を上っていくと、樹林帯に朝陽が入って明るくなってきた。
紅葉01 広葉樹林帯に入ると、スポット的に綺麗な紅葉が見られるようになった。
紅葉02 紅葉した山の斜面。
紅葉03
紅葉04
紅葉05
紅葉06
足元は落ち葉の山。枯れ葉を踏む音が心地よかった。
紅葉07
疎林になって明るくなってくると尾根は近い。
8:00 トオノクボに到着。ここからはハンノキ尾根の開けた防火帯を進む。
紅葉08 カラマツの紅葉もほぼ終わりかけていた。
少し平らな場所にくると、木の枝に「扇ツ平 (おうぎっぴら) 1,364m」の標札が下がっていた。
振り返った南東側に、大岳山と朝陽に輝く相模湾が見えた。
気持ちのよい防火帯をせっせと上る。
8:40 六ツ石山 標高1,479m
山頂でテント装備のグループが休んでいた。顔ぶれは若いが、落ち着きのある山慣れした集団に見えた。
山頂の樹間に見えた南アルプス。
御影石の立派な山頂標。奥多摩の山頂標はこのタイプが増えているが、全部の頂が同じだなんて、やぼだしつまらない。どんな力が働いて誰が決めたのか知らないが、ちょっと考えさせられる。
腰を下ろして休みづらい山頂もあるが、六ツ石山はそのひとつかも。
5分ほどの休憩で先へ進んだ。
分岐からは石尾根を西へ進む。
なだらかな道をどんどん進んだ。
分岐で尾根コースへ進んだ。
樹間に見えた奥多摩湖。
尾根沿いを進む。
9:40 城山を通過。尾根沿いの小ピークなので、気付かずに標札を見逃すところだった。
城山から少し進んだ樹間に、これから向かう鷹ノ巣山が見えた。
少し下ってから、再び上りとなった。
気持ちのよい開けた防火帯が続く。
東側の樹間に見えた川苔山の山頂部と筑波山。
水根山手前の坂を上る。
10:10 水根山 標高1,620m
水根山に到着。樹林に囲まれて眺めはなし。
そのまま先へ進む。
水根山の分岐を通過。
樹林が開けて前方に鷹ノ巣山の山頂部が見えてきた。
鷹ノ巣山の手前は樹林が切れて、南から西側の展望が素晴らしい。
何度か足を止めて写真を撮った。西側には左から大菩薩嶺、南アルプス、日蔭名栗山が並ぶ。
南アルプスの山並み。左から悪沢岳、蝙蝠岳、塩見岳、農鳥岳、間ノ岳。
左から間ノ岳、北岳、鳳凰三山、仙丈ケ岳、甲斐駒ケ岳。
山頂手前の坂を上る。
10:40 鷹ノ巣山 標高1,737m
登山者で賑わう山頂に到着。
鷹ノ巣山の山頂標も御影石。
南東側の眺め。左から大岳山、御前山、丹沢の山々、右端に三頭山。
南西側の眺め。左から富士山、雁ヶ腹摺山、小金沢山、大菩薩嶺、南アルプス。
西側には日蔭名栗山へ続く稜線。
富士山を正面に見ながらおにぎりとカップ麺を食べた。
くっきり見えていた富士山。
丹沢の山々。左から大山、丹沢山、真ん中あたりに蛭ヶ岳、さらに檜洞丸、大室山。右端手前は三頭山。
11:25 下山開始。
眺めを楽しみながらのんびり下った。
霜が融けて泥濘になっているところもあった。
水根山手前の分岐から榧ノ木尾根へ下る。
分岐まで水根山を巻くように東側へ進む。
分岐で倉戸山・水根方面へ進み、樹林帯の急坂をどんどん下る。
分岐で水根方面へ。
平坦な道をしばらく進む。
次の分岐で水根沢林道へ下る。歩道崩落の注意書きがあった。
枯れ沢沿いを進む。
しばらくは植林帯の急坂が続いた。
枯れ沢の右岸へ渡りさらに枯れ沢沿いを進む。
休憩所のようなトタン小屋を通過。
谷間へ向かってどんどん下る。
倒木だらけの谷間を横切る。この先で道が分からなくなったという女性に遭遇。これから上るのなら心配だな、と一瞬考えるが、行き先が水根だったので、同じ下山路であること、何度か来ているので付いてくれば大丈夫であることを伝えた。倒木が道をふさぎ、その先の道が上り返しになっていたので、その方は下る道を探していたのかもしれない。
女性は地図も持っており、この先は分岐もないので、あまりペースを気にすることなく先へ進んだ。
沢の音が近づいてきて、周囲に綺麗な紅葉が見られるようになってきた。
13:00 木橋を渡って水根沢の右岸から左岸へ進んだ。
水根沢の左岸に渡ってからは、綺麗な紅葉が続いた。
紅葉09 だいぶ落ちてしまったが、まだまだ綺麗な紅葉が残っていた。
道迷いの女性は気を使ってか、ある程度距離をあけて付いてきていたので、女性の熊鈴の音がついてきているか、たまに確認しながら進んだ。
紅葉10
木の桟橋はしっかりしていたが、傾いているものもあった。
見事な紅葉が続いた。
水根沢を挟んだ対岸の山肌も綺麗に紅葉していた。
トラバース気味の道が続く。
紅葉11 頭上の紅葉も鮮やか。
紅葉を楽しみながらも、狭い道が続くので気をつけて進んだ。
紅葉12
紅葉13 迂回路への矢印が出てきた。
紅葉14
迂回路から林道に出た。迂回路に出てきた道迷いの女性が、後ろから大きな声でお礼を言ってくれた。こちらは特に何もしていないのだが、律儀な方であった。
平坦な林道を進む。
途中の樹間から奥多摩湖が見えた。
ゲートが出てきて、往路で歩いた水根集落の林道に合流した。
朝方は気付かなかったが、水根集落の林道も紅葉が綺麗だった。
下りの林道歩きは長く感じられた。
紅葉15
国道411号に出た。
14:10 水根の無料駐車場に到着。思ったよりも早く下山できた。
3時起床、3時40分出発。水根には5時35分到着。最初から植林帯の急坂が続くという奥多摩らしい上りに思わぬ汗をかいたが、終始よいペースで歩けた。山頂は日射しが暖かくて風もおだやかだったので、富士山や丹沢、南アルプスなどを眺めながらのんびり休むことができた。トオノクボ手前と水根沢林道では終盤を迎えた紅葉を楽しむこともできたが、今年の紅葉が早いという印象を受けた。
山頂以外は人は少なく、道迷いの女性に声をかけられる場面もあったが、比較的静かな山歩きが続いた。水根沢林道は登山道の一部が崩落していたが、迂回路ができていて問題なく通過できた。予定よりも早く帰路に就けたので、奥多摩-青梅間で渋滞に巻き込まれることもなく、17時半に帰宅できた。