秩父御岳山

1,080 m

 早朝3時半起床。天気予報を確認し、4時半過ぎに出発。日曜の朝は土曜よりも交通量が少ないのでスムーズに進み、6時40分に現地に着いた。大滝温泉の駐車場には、テントを張った おじさん2人組がいた。この辺りは山に囲まれているので、山を縦走するのだろう。腕時計の温度計は-1℃、吐く息が白い。登山客が少ないためか、山道は未整備の印象を受けた。ルートの分かりずらい箇所があり、 前日登った人の足跡を追って登ったが、それでも何度か間違えてしまった。山頂は非常に狭かったが、人がいなかったので食事の場所をなんとか確保できた。単調な登りが続く山だったので、最後は足にきた。

 帰りは少し渋滞し、帰宅は18時。車中で寝た娘はぴんぴんしていたが、パパとママはぐったり。お疲れ様でした。

登山コースデータ
登山日/天候 2005年2月27日 日曜 / 晴れ
ルート所要時間 道の駅大滝温泉駐車場7:05→普寛トンネル9:10→尾根に上がる9:55→10:20秩父御岳山山頂11:10→尾根を下りる11:25→普寛トンネル11:45→道の駅大滝温泉駐車場13:50
難易度データ (≒) 標高差 : 691m / 累積標高差 : 710m / 歩行距離 : 4.1km / 標準歩行時間 : 3時間40分

「駅の道大滝温泉」の無料駐車場を利用した。広くてきれいなトイレもあり非常に便利。

5分ほどで普寛神社に着く。神社の前を右に行くと登山道入口がある。

登山道に入ると、剥き出しの管がいくつも目に付き、ゴミなどもあった。

沢にあるいくつかの丸太橋も、釘がむき出しのままになっているなど、荒れていた。

それほど整備された山道ではないので、注意を要する箇所もあった。

日陰には雪がけっこう残っていた。

沢歩きの後は山腹の登りが続く。

普寛トンネルの手前で堰堤らしきものの脇を登るが、ルートが分かりずらく、たどった足跡にも迷った痕跡があった。

普寛トンネルからは重機で削った林道が続く。林道の終わりから、また登山道に入るが、ここも分かりずらかった。しばらく探して足跡を見つけた。

杉林の中をジグザクに登る。雪が積もっていたが、軽アイゼンなしでヤセ尾根の上まで登った。

尾根に出てから軽アイゼンを装着した。

急登が続く最後のくさり場を慎重に登る。

山頂に到着。社のある山頂は非常に狭まく、我が家だけで満員に近い。展望を遮る雑木が多かった。

一番展望のある北西方向。中央左に両神山、中央右に白く見えるのが浅間山。その右には、赤久縄山が見える。

間近に見える両神山。

白い山肌がひと際目立つ浅間山。

北方面。左の白が浅間山、ほぼ中央に赤久縄山、右には御荷鉾山が見える。

赤久縄山。

南南西方向。左に雲取山、中央に大洞山、右には和名倉山が大きく見える。

和名倉山。

社から数メートル下の参拝名簿を収めた小さな祠があった。

祠の前に座り早いお昼にした。黙々と食べています。

両神山と浅間山をバックに記念撮影し、下山開始。

急坂を下る。

娘にこれまでの経験がなければ、すんなりいかなかっただろう。

林道に出るまでの下りはひじょうに早かった。軽アイゼンのおかげで足元も滑らない。

朝と違い、林道は霜が融けてドロドロ。

軽アイゼンに泥が詰まってしまった。

帰りは日差しも強くなり、知らぬ間に日焼けしてしまった。

下山すると大滝温泉の無料駐車場は満車状態。登山者は我が家くらいで、ほとんど温泉客だった。

国道140号から武甲山が間近に見えた。帰りは渋滞で、目を開けているのがつらかった。最後は本当に疲れました。