2020年2月23日 日曜日
四阿屋山
772 m 2回目
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コースタイム
道の駅両神温泉薬師の湯P 7:40 ⇒ 8:40 福寿草園 9:10 ⇒ 両神神社奥社 9:20 ⇒ 9:40 四阿屋山 10:05 ⇒ 両神神社奥社 10:20 ⇒ 福寿草園 10:40 ⇒ 道の駅両神温泉薬師の湯P 11:25
7:20 道の駅両神温泉薬師の湯 第一駐車場
まだ道の駅が開く前だが、駐車場はすでに2割程度埋まっていた。
7:40 駐車場を出発。まずは県道37号を北側へ進む。
少し進むと法養寺薬師堂がある。
仁王門に安置された吽形像。
こちらは阿形像。
門をくぐると室町末期の建物と推定されている薬師堂があった。
法養寺薬師堂の隣にある両神神社里宮。境内を抜けて林道に出た。
花菖蒲園は鹿の食害による影響で閉鎖されていた。
道路を挟んだ向かいには「友好之林」と書かれた中華風の鳥居があり、ここが鳥居山コースの入口。
花菖蒲園を迂回して林道を進むと、薬師堂コースの登山口が出てきた。
薬師堂コースに入るといったん下って渓流を渡る。
コース脇にはコテージが何棟か並んでいた。
樹林帯をゆるやかに上って行く。
北風が強いとの予報だったが、樹林帯は無風に近かった。
道の駅の南西側から上がる登山道と合流してさらに進む。
8:20 林道に出た。
南西側には福寿草園の駐車場がある。
北東側に少し進んで再び登山道へ。
倒れかけの鳥居をくぐって進む。
登山道脇に祀られた小さなお堂をいくつか見かけた。
歩きやすい道が続く。クサリ場があったはずだと思うが、記憶はあいまいだった。
8:40 四阿屋山 福寿草・ロウバイ園
山裾広場の福寿草・ロウバイ園を通り越しそうになったが、秩父紅が見たかったので寄って行くことにした。
ロウバイは満開だった。
数は宝登山ほどではないが、花付きのよいロウバイが多かった。
福寿草園の休憩所。
福寿草はそこかしこに咲いていたが、秩父紅はどこを探しても見当たらなかった。
秩父紅を探しながら、下りてきた道とは異なる道で上り返す。
秩父紅を見つけられないまま、展望休憩舎まで来てしまった。
展望休憩舎からの眺め。
ひと休みして、まわりに目を配りながら上へ進む。
ついに福寿草園の上まで来てしまった。
福寿草園からの眺め。ここからも武甲山がよく見えていた。
下の方で福寿草園の駐車場から来た団体が写真を熱心に撮っていた。もしやと思い空身で見に下りたが、やはり福寿草だった。
再び上り返す。
復路も同じコースを下って、もう一度秩父紅を探すことに決めて、四阿屋山の山頂へ向かった。
9:20 両神神社奥社を通過。奥社横のベンチで登山者が2名休んでいた。下りてくる登山者とも何度かすれ違った。
両神神社奥社を過ぎるとクサリ場がしばらく続く。
足元はしっかりあるのでそれほど危険はないが、段差が大きいので筋力をつかう。
小さな肩に出たら山頂まではひと上り。
山頂直下の急登を上る。
9:40 四阿屋山 山頂
山頂に到着。こんなに小さかったかなぁと思うほど、狭い山頂だった。
山頂は西側が開けており、両神山が間近に見えていた。
その右隣には鋭角な二子山が見えていた。登りたいと思っているが、クライミングの要素があるので妻が行きたがらない。
山頂の裏側にベンチが2つ置かれたスペースがあり、そこでおにぎりとミニカップ麺を食べた。
10:05 下山開始。
下りる時にちょうど団体が到着して、山頂前に行列ができていた。
下りの方が危険なので慎重に下る。15年前によくここへ娘を連れてきたなぁと感じた。
落石を起こさないように気をつける。
クサリ場の区間は短いので下りはあっという間。
10:20 両神神社奥社を通過してどんどん進む。
福寿草園の上部にある柵が見えてきた。
展望休憩舎まで戻ってきた。
再び秩父紅を探しながら下ります。
テングチョウがいたので驚いた。2月に蝶とはどうなっているのだろうか。
10:40 四阿屋山 福寿草・ロウバイ園
福寿草・ロウバイ園まで下ってきた。
陽が高くなり、青空にロウバイが映える。
下るほどに見事な福寿草が増えてきた。
ついに秩父紅を発見。数は少なく点々と咲いていた。
秩父紅は福寿草・ロウバイ園入口近くの、林道を挟んだ下の敷地に咲いていた。
最後の最後に見つけることができた。大満足で福寿草・ロウバイ園を後にした。
林道では駐車場から歩いてくる観光客とすれ違った。途中、紅白の梅とロウバイが綺麗に咲いていた。
紅梅の赤。
ロウバイの黄色。
白梅の白。3色そろって見事に満開だった。
ほぼ満車の福寿草・ロウバイ園駐車場を通過。
駐車場の先で再び登山道へ。
復路では道の駅の南西側に出る登山道を下った。
途中の道標に展望東屋とあったので、寄ってみることにした。
展望東屋からの眺め。
眼下に道の駅の駐車場もよく見えた。
今回は負荷を高めるつもりでストックを持たなかったが、疲れはほとんどなかった。
民家まで下りてきた。
11:25 道の駅に到着。第二駐車場まで満車になっていた。農林産物直売所の小さなコーナーで見つけた手乗りサイズの陶器壺を一目で気に入り、500円と値段も安かったので即購入。その後、節分草園へ向かった。
11:55 小鹿野町節分草園
駐車場は満車で10台ほど並んでいたが、10分もせずに入れた上に、入口の隣に停められた。
入園料300円/大人1名を支払って中に入ると、園内は大盛況だった。
よく見ると斜面に無数のセツブンソウが咲いていた。思った以上に広範囲にびっしり咲いていたので驚いた。
まさに満開のセツブンソウ。
セツブンソウの接写。花びらに見えるのは萼片で、花芯周辺の黄色の部分が花弁(花びら)。その内側に青紫の雄しべがあり、中心にピンクに近い紫の雌しべがある。
セツブンソウの賑やかな群落。セツブンソウは、スプリング・エフェメラルと呼ばれる春にもっともはやく咲く花のひとつに数えられる。
雄しべと雌しべが白と淡い黄色の個体。
花びらに見える萼片は通常は5枚だが、数が多いものも沢山見かけた。萼片の枚数は変異が多いらしい。
時間を忘れて写真撮影に没頭していた。どの場所でも沢山のセツブンソウが咲いていたので、人の多さが気にならなかった。
昨今のデジカメは優秀なので、背景がボケた写真も簡単に撮れる。
ひとまわりして帰ろうと思った矢先に、花付きのよいものがそろった場所を見つけたので、さらに写真撮影。
日差しも強くなり、よい写真が沢山撮れた。
13:20 節分草園を後にした。結局、1時間半近くもいたので、帰宅は16時過ぎと想定よりも遅くなったが、とてもよい休日になった。
下山後に立ち寄った節分草自生園では、あたり一面に咲く見事な節分草に感嘆して、写真撮影に没頭した。道の駅では一目で気に入った陶器の壺を500円で手に入れることができたし、3連休中日の行楽日和を満喫することができた。