蕨山
1,044 m 2回目
| 登山日/天候 | 2008年10月4日 土曜 / 晴れ |
|---|---|
| ルート所要時間 | 河又駐車場6:30→金比羅神社跡7:40→大ヨケノ頭9:15→藤棚山10:25→11:00蕨山山頂11:35→山道入口12:45→名郷バス停13:00 (乗車13:05-さわらびの湯下車13:20)→河又駐車場13:25 |
| 難易度データ (≒) | 標高差 : 814m / 累積標高差 : 885m / 歩行距離 : 9.9km / 標準歩行時間 : 5時間10分 |
河又の無料駐車場に車を停めて出発。浮浪者らしき男がぶらぶら歩いていて気になった。
車道を少し歩いて龍泉寺の墓地の脇から登山道に入る。山頂までは6.5km。
下生えが多くて最初は山道が狭く感じられたが、しばらく歩くと広くなった。
30分ほど上ると尾根歩きとなり、南側の雑木の切れ目から名栗湖が見えた。
鳥居をくぐってさらに進む。山道は日陰が多かったが、この日は半袖でよいほど暖かかった。
アカマツ (赤松)。マツ科マツ属の高木。樹皮は網目状に割れて赤みを帯びる。大きなアカマツをたくさん目にした。
1時間ちょっとで金比羅神社跡に到着。社殿は火災で焼失し、現在は小さな祠だけとなっている。
神社跡からなだらかな尾根歩きが続いた。虫が飛び交うこともなく、スズメバチもあまり寄ってこなかった。
マンサク (満作)。マンサク科マンサク属の小高木。樹皮は平滑で点々と皮目がある。
葉は互生で波状の鋸歯がある。ガマズミに似るがあちらは対生。葉形に変異が多く、左右不相称ないびつな形が特徴。
コース距離は長いが、歩きやすいなだらかな尾根道が多いので、あまり疲れを感じずに歩けた。
9時になったので、自宅の娘に起きたか電話する。
タカノツメ (鷹爪)。ウコギ科タカノツメ属の小高木。冬芽が大きく鷹の爪のように見える。樹皮は平滑。
葉は三出複葉で鋸歯は小さく目立たない。長枝に互生し,短枝には集まってつく。
途中で手元の地図にはない林道を横切った。
林道は尾根道にそって続いていた。違うコースに入った可能性も少し考えたが、そのまま先へ進んだ。
9:15 「大ヨケノ頭」の表示板を見て、道に間違いがないことが確認できた。
林道には通行止の看板が出ていたが、バイクの男が林道を走行していた。
陽のよく当たる尾根道で、嫁がオオカマキリを見つけた。立派なカマキリだったので入念に写真を撮った。
カメラを近づけるといまにも跳びかかってきそうな臨戦態勢をとる。じっくり観察してから解放した。
大ヨケノ頭からしばらく行くと長い上りになった。歩き始めて3時間半が経過し、さすがに足が疲れてきた。
ずっと鳴き声だけで野鳥の姿を確認できなかったが、ついにキビタキの姿を捉えることに成功した。
キビタキとは違う野鳥もいたが、種類は分からずじまい。
ナツツバキの樹皮がとても綺麗だった。
10:25 藤棚山に到着。標識でしか分からないような山頂だった。
見晴らしもないのでそのまま先へ進んだ。
ウラジロノキ(裏白木)。バラ科ナナカマド属の高木。山切りの重鋸歯で裏に毛が密生して白く見える。
樹皮は平滑でひし形の皮目が点在するが、次第に縦に連なり老木では浅く裂ける。
藤棚山からもうふた上りくらいして、やっと蕨山山頂に到着。山頂は記憶していたよりも狭かった。
山頂の展望は雑木に遮られていたが、北側には伊豆ヶ岳や武甲山が見えた。
南側には棒ノ嶺が見えた。
名郷側からハイカーがどんどん登ってくるので、食事を終えると早々に下山を開始した。
名郷側の下りは急坂の連続。危険を感じるほどではないが、慎重に下る必要がある。
途中の開けた尾根から伊豆ヶ岳と古御岳がよく見えた。
3年前に娘の足をマッサージしたベンチ。当時のことが懐かしく思い出された。
沢筋に来てもなかなか林道に出ないので少し焦ったが、12:45 登山道入口に到着した。
林道から県道までどれくらい距離があったか覚えていなかったので、とにかく先を急いだ。
小走りしていると、大きなミミズを踏みそうになって跳び退いた。よく見るととても小さなヘビだった。
生まれたばかりだろうが、動きと形はヘビそのもの。時間がなかったので写真を数枚撮って、また走り出した。
せっせと走るがなかなか県道に出ない。かなりキツかったが、ゆるい下りに助けられて嫁の後を追った。
通りかかりのおばさんに場所を教えてもらい、1時ちょうどにバス停到着。何とか間に合った。
13:05 時刻表どおりにバスは来た。さわらびの湯までは大人340円、約15分の道のりだった。
駐車場まで徒歩5分。車道沿いに綺麗なシャクナゲが咲いていた。
かなり疲れたが充実したハイクになった。
4時半起床、5時出発。久々に夜明け前に家を出た。6:25に現地到着。3年前は名郷から山頂を往復したが、今回は反対側の河又を出発して名郷に下り、河又の駐車場までバスで戻ることにした。樹木や野鳥を探しながら歩いたので、山頂まで4時間半もかかってしまった。上りではほとんど他のハイカーに会わなかったが、藤棚山をすぎると河又へ向かうハイカーとすれ違い始め、さほど広くない山頂も人で混みあっていた。当初は名郷で14:05のバスに乗るつもりでいたが、一本早いバスに間に合いそうだったので少し早めに山頂を出て休まずに下った。かなり急な坂が続くので、前回は小学生の娘をよく連れてきたものだと、当時のことを嫁と話しながら歩いた。最後は時間がギリギリだったので、登山口を出てから林道を走った。途中でとても小さなヘビを見つけたが、1時間に一本しかないバスを逃したくなかったので写真を数枚撮るだけで先を急いだ。結局バス停には5分前に着いたので、捕まえて帰ればよかったと少し惜しい気もした。
帰りの運転は事故のために混んでいる所もあったが、16時前に帰宅できた。コースの長さと急な下りの連続にかなりの疲労を感じたものの、キビタキやオオカマキリも見れたし、充実感のあるハイクになった。