那須岳
朝日岳・三本槍岳
1,896 m 1,917 m
| 登山日/天候 | 2008年8月2日 土曜 / くもりのち晴れ |
|---|---|
| ルート所要時間 | 駐車場6:40→峰の茶屋跡避難小屋7:30→8:30朝日岳山頂8:40→清水平9:35→10:20三本槍岳山頂10:45→清水平11:30→朝日岳西肩12:20→峰の茶屋跡避難小屋13:00→駐車場13:40 |
| 難易度データ (≒) | 標高差 : 457m / 累積標高差 : 775m / 歩行距離 : 9.8km / 標準歩行時間 : 4時間30分 |
歩き始めは富士登山の疲労で少し体が硬かったが、しばらくするとほぐれてきた。
木や丸太の階段をしばらく歩くと視界が開けて、正面に朝日岳と剣ヶ峰が見えてくる。風はほとんどなかった。
左に茶臼岳、右に朝日岳を見ながら火山礫の道をゆるやかに上って行くと、峰の茶屋が近づいてくる。
峰の茶屋に到着。
茶屋を過ぎて剣ヶ峰の東側を巻いて行く。
積雪の残る春先と違い、歩きやすくて危険はなかった。正面は朝日岳。
剣ヶ峰を過ぎると今度は恵比寿大黒岩の上りとなる。
展望を楽しみながら、大黒岩の急な岩場を上っていく。
恵比寿大黒岩を越えると鎖のある岩場となる。
一番危険な箇所だが、慎重に行けばまったく問題ない。
岩場を越えてガレた急坂を上ると朝日岳の西肩に出る。
周りの展望が素晴らしく、休憩には最適の場所だった。
荷物を置いて山頂へ向かった。
西肩から朝日岳の山頂までは5分。
朝日岳の山頂は狭いが、ちょうど人がいなくなった。360度の大展望をしばし楽しんだ。
次は三本槍岳へ向かう。小峰の向こうに熊見曽根の尾根道を行くハイカーの姿が見えた。
小峰を越えて熊見曽根の尾根道を歩く。眺めも良くてひじょうに気持ちよく歩けた。
熊見曽根北端の1900m峰を越えて、清水平へ丸太の階段を下る。
清水平の木道を歩く。解放感あふれる木道が続いた。
清水平の先はハイマツの生い茂る道となった。
北温泉の分岐を過ぎると正面に三本槍岳が見える。背丈以上の灌木が続き、飛び回るスズメバチが怖かった。
10:20 三本槍岳山頂に到着。
多くの先客がいたが、山頂が広いので気にならなかった。
山頂でひと休み。
南方面。左にちょこんと朝日岳、中央は茶臼岳でその右奥に南月山、さらに右は白笹山。
左に沼原池と西ボッチ、中央奥には大佐飛山と男鹿山。予想以上に素晴らしい展望が広がっていた。
西方面。流石山、三倉山、唐沢山と続く稜線。その向こうは福島県南会津郡。
中央に薄く小野岳、その右手前になだらかな観音岳と三角の旭岳、その右奥は二岐山。
時間とともに山頂は人が少なくなった。
十分眺めを楽しんでから下山した。
清水平で休憩。
北側からみるみる青空が広がってきた。
朝日岳の山頂を見ながら広々とした木道を進んだ。
清水平を過ぎて、熊見曽根へ向かう。
熊見曽根から三本槍岳と清水平がよく見えた。三本槍岳の右は旭岳と二岐山。
清水平を歩くハイカーが小さく見えた。
天気が良くなり、展望はさらに素晴らしいものとなった。
大佐飛山や三本槍岳など抜群の眺めを楽しみながら、熊見曽根を歩いた。
団体ハイカーも多くなり、皆思い思いに山の展望を楽しんでいるようだった。
熊見曽根を過ぎると茶臼岳が目の前に大きくなる。
中央奥は大佐飛山と男鹿山。右手前は隠居倉。
展望の良さにまったく疲れを感じなかった。
小峰の向こうに朝日岳の山頂が近づいてきた。
朝日岳の狭い山頂にハイカーが大勢登っていた。
朝日岳の西肩から下りるのが名残惜しかった。
ガレ場を下って鎖場をトラバースしていく。
谷側が切れ落ちて適度なスリルがある。
足場はしっかりあるが、間違うと命はないので十分慎重に進む。
恵比寿大黒岩を越えると、剣ヶ峰のルートが見えてくる。
正面に茶臼岳が大きい。峠の茶屋から峰の茶屋へ向かう大勢のハイカーが米粒のように見えた。
茶臼岳を見ながら剣ヶ峰の東側を巻いて行くと、峰の茶屋が見えてきた。
峰の茶屋に到着。
峰の茶屋付近は団体ハイカーで一杯だった。疲れはなかったので、そのまま峠の茶屋へ向かった。
峠の茶屋まで多くの団体ハイカーとすれ違った。
くっきりと青空に映える剣ヶ峰。
朝日岳。
峰の茶屋がみるみる遠くなる。
天気にも恵まれて最後まで体が軽かった。
茶臼岳を含め、那須岳のルートは素晴らしいと改めて実感した。
駐車場から眺めた朝日岳。
こっこランド那須を5時半過ぎに出発。コンビニに寄って峠の茶屋前の無料駐車場には6時25分に着いた。すでに多くの車が停まっており、身支度する登山者の姿をちらほら見かけた。朝から霧が出ていて午後はくもりの予報だったが、11時頃から北側に晴れ間がのぞき始め、昼までには素晴らしい登山日和となった。不安定な天気が続いて予報がコロコロ変わり、今回は雨に降られさえしなければいいと考えていたので嬉しい誤算となった。
茶臼岳を南側に見ながら朝日岳と三本槍岳を登る本コースは、適度なスリルと雄大な展望に恵まれており、予想以上に楽しむことができた。人気の山なのでハイカーの数は多いが、谷川岳のように山道で数珠繋ぎになることもなく、奥行きのある眺望を楽しみながら快適に歩くことができる。三年前の前回は強風のために峰の茶屋まで行かずに撤退を余儀なくされたが、今回は風も穏やかで最高に楽しい山歩きとなった。