2010年5月22日 日曜日

男体山

2,486 m

 3時起床、3時30分出発。2時間足らずで中禅寺湖に着いたので、竜頭ノ滝に寄ってから登山口の二荒山(ふたら)神社中宮祠へ向かった。早朝にもかかわらず、中禅寺湖周辺には釣り客のものと思われる車が路肩にたくさん停まっていた。早朝の青空は時間と共にくもり空となったが、下山を始めた途端に晴れ間が出てきて、再び山頂へ引き返した。そのため2時間半も山頂にとどまることとなったが、青空の下で展望はまた違ったものとなり、満足度は格段に上がった。上りは延々上りが続き、下りも延々下りが続くというコースなので、足に負担がかかり、嫁は上りの七合目付近から大失速し、私は下りの最後で膝にゆるみを覚えるほどくたびれてしまった。少々面白みに欠けるコースではあるが、よいトレーニングになった。

 帰りは中禅寺湖展望台や華厳ノ滝に寄るつもりだったが、時間がなくなってしまったのでそのまま帰路に着いた。紅葉の時期には大混雑するいろは坂もスムーズに抜け、帰りもほぼ2時間の運転ですんだ。日光の山は初めてだったが、高速を使えばあまりアプローチに時間がかからないと分かったので、山頂から眺めた日光白根山や女峰山、太郎山といった山にも意欲が湧いてきた。

登山コースデータ
単純標高差 : 1,206 m
累積標高差 : 1,270 m
コース距離 : 10.8 km
標準コースタイム : 5 時間 50 分
歩行データ
総歩行時間 : 5 時間 5 分
総行動時間 : 7 時間 40 分

 コースタイム

二荒山神社中宮祠 6:20 → 四合目 7:15 → 八合目 8:45 → 9:35 男体山山頂 12:10 → 八合目 12:35 → 四合目 13:25 → 二荒山神社中宮祠 14:00

日光宇都宮道路から見えた日光連山。

5:25 竜頭ノ滝に到着。駐車場から徒歩数分だった。

落差60m、全長210mの竜頭ノ滝。

茶屋の奥から見た滝。岩を噛むように二股に流れていた。

近くで滝を見た後、滝上に移動して橋から川を眺めた。

滝上の駐車場から上流にのびる遊歩道を歩いて、湯川を間近から眺めた。

竜頭ノ滝は迫力満点。立ち寄って正解だった。

6:00 二荒山神社中宮祠の登山者用駐車場に到着。7~8台停まっていた。

神門の背後は男体山。

神門をくぐった本殿右の受付所で登拝料(500円)を納める。

簡易な案内図と御守をもらって出発。

登拝門をくぐると一合目までは石段と木段が続く。

一合目には遥拝所と鳥居があった。

鹿除けネットが巻かれた樹林帯を上る。早朝から登山者の姿をちらほら見かけた。

しばらくすると三合目の車道に出た。

四合目に向かう車道から見た中禅寺湖。

車道の脇にはヤマザクラが咲いていた。

出発から55分で四合目の鳥居に到着。

再び樹林帯の山道に入る。

次第に傾斜がきつくなった。小屋のある五合目あたりから中禅寺湖と対岸の山々が眼下に広がった。

六合目付近から岩ゴロのガレ場が続く。

ルリビタキの姿を何度も見かけた。

七合目の避難小屋手前、急坂を上る。

ここで嫁が大幅なペースダウン。立ち止まることが多くなった。

七合目を過ぎてもガレの急登が続いた。

赤い鳥居が八合目かと思ったが、まだ先だった。

ひたすら上りが続いた。

8:45 四合目から1時間半で八合目の避難小屋に到着。

岩の間に滝尾神社が祀られていた。

八合目を過ぎると傾斜がゆるくなった。ところどころに雪が残っていたが、アイゼンの必要はなかった。

イワヒバリが枝に留まって啼いていた。早朝の青空は、完全に雲に覆われてしまった。

樹林帯を抜けて森林限界を越えると、一気に視界が開けて阿弥陀ヶ原に出る。

眼下には中禅寺湖、西には日光白根山と麓に広がる戦場ヶ原がよく見えた。

眺めを楽しみながら、火山岩がむき出しになった赤茶けた砂礫の斜面を上る。

山頂の二荒山神社奥宮と社務所に着いた。

9:35 出発から3時間15分で山頂に到着した。「良縁の鐘」を鳴らしてから山頂の岩峰へ。

山頂の大岩に宝剣が奉納されていた。右に見えるのは社務所。

宝剣の近くにあった一等三角点。

ひと通り写真を撮ってから左の肩にある太郎山神社へ向かうことにした。

曇り空だったが、周囲の山はよく見えていた。

太郎山神社に到着。

眼下には中禅寺湖。

中禅寺湖の向うに皇海山がよく見えていた。

山頂部に戻って食事にした。

少し下った金網の堰提がちょうどよい腰掛になった。

11:05 食事を済ませて下山を開始したが、途中で晴れ間が出てきたことに気がついた。

一瞬逡巡したが、天気の回復をもう少し待とうと山頂に取って返した。

鳥居と宝剣。

しばらくすると青空が広がってきた。

声を掛けてくれたカップルとお互いの写真を撮りあった。

西方面。中央に日光白根山、左は錫ヶ岳で、日光白根山の右には至仏山も見える。

真ん中左に冠雪した至仏山。

北方面。左端に燧ケ岳、中央に真っ白な会津駒ケ岳、右手前は太郎山。

真ん中が燧ケ岳。

北東方面。左に小真名子山と大真名子山が重なって見える。中央は帝釈山と女峰山。

日差しが出てきたので、ひと通り写真を撮り直すことができた。

社務所の前を再び通ったが、よく見ると古くてボロボロだった。

右は二荒山大伸像と展望方位盤。

二荒山大伸像。

展望方位盤に描かれていた図。ちょっと分かりずらいかも。

太陽に日暈がかかっていた。

せっかくなので太郎山神社の方にも再び行ってみた。

太郎山神社前から眺めた中禅寺湖。

存分に景色を楽しんだ。空には真っ直ぐな飛行機雲が伸びていた。

12:10 今度こそ本当に下山開始。中禅寺湖の眺めを楽しみながら阿弥陀ヶ原を下る。

阿弥陀ヶ原の赤茶けた砂礫の地層。

赤、黒、黄色に紫と、色とりどり。

下りでは次々と上がってくる団体ハイカーとすれ違った。

足元は汚れたジャリジャリの雪。滑らないように気を付けて歩いた。

中禅寺湖を眺めながらどんどん下る。

上りで失速した嫁も、下りでは軽快な動きを見せていた。

よく上ったと思うくらい延々と下りが続く。ガレ場の急坂がとても長く感じられた。

六合目を過ぎると岩が減って歩きやすくなった。

八合目から50分で四合目の車道に出た。

ゆるやかな車道歩きは楽だったが、三合目からの下りで膝がガクガクと笑い始めた。

膝に痛みが出始めるような感覚があったので、一合目の鳥居まで来たときはホッとした。

14:00 登拝門に到着。中禅寺湖周辺の雰囲気も気に入ったので、また日光の山に挑戦したい。