2019年8月4日 日曜日
唐松岳頂上山荘テント泊 3日目
唐松岳頂上山荘 下山
2,620 m
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コースタイム
唐松岳頂上山荘テント場 6:30 ⇒ 丸山ケルン 7:20 ⇒ 8:20 八方池 8:50 ⇒ 八方ケルン 9:00 ⇒ 八方池山荘 9:35
5:00 起床 唐松岳頂上山荘テント場
早朝の唐松岳。4時過ぎには日の出を見る人や早めに撤収する人などの音で周囲は騒がしくなっていた。
早朝の不帰嶮と白馬三山。
五竜岳。
山荘の周りは早朝から人で一杯。「場所がなくて階段で寝た」と話している人もいた。
30分ほどで撤収を完了。本体もフライシートも結露でかなり濡れていたので、水滴を拭いてからテントを片づけた。
6:10 3日間滞在したテント場を後にした。
出発前に山荘によって水などを調達した。
山荘スタッフが下山前に写真を撮ってくれた。
この日も立山と剣岳がよく見えていた。
6:30 下山開始。まずは山荘裏の小ピークを越える。
小ピークから眺めた唐松頂上山荘と牛首と五竜岳。
西側の唐松岳。
北側には白馬三山がよく見えた。
東側にはこれから下る八方尾根が一望できた。
眺めのよい小ピークでしばし眺めを楽しんでから下り始めた。湧き出るガスが時折視界を遮ったが、朝から素晴らしい天気だった。
最初は天空を歩くような稜線を進む。雲海に妙高連山の山頂部が浮かんでいた。
どこからともなくガスが湧き出て、背後の五竜岳と唐松岳は見え隠れしていた。
眼下にのびる八方尾根。行先を遠くまで見渡せるのは何とも心地よい。
ザックはずっしりと重たかったが、上り返しはほとんどないので気分的には楽だった。
花が散った後のチングルマの綿穂。
背後を振り返ると尾根の先に唐松岳の山頂部が見えていた。
南側の五竜岳。
7:20 丸山ケルンを通過。
点々と咲いていたイワウメ科のコイワカガミ。イワカガミの高山型だが、明確な区分は難しいようだ。
扇雪渓。
扇雪渓の横を下って行く。前を中高年の団体が歩いていて渋滞気味になっていた。
樹林帯に入ると雪渓からひんやりした空気が流れてきた。
樹林帯で中高年団体に先を譲ってもらい、再び解放感のある尾根を進む。
五竜岳の左奥に鹿島槍ヶ岳が姿を見せた。
7:50 八方池が見えてきた。
前方は後立山連峰の山並み。素晴らしい展望が続くので疲れを感じなかった。
群落をつくっていたシソ科のタテヤマウツボグサ。
キキョウ科のハクサンシャジン。ツリガネニンジンの高山型だが、大きいということ以外、明確な違いはないらしい。
ユキノシタ科のミヤマダイモンジソウ。ダイモンジソウの高山型だが、こちらも明確な区分は難しいようだ。
八方池付近まで来ると、登ってくる団体ハイカーの姿が増えてきた。
淡い青色の小さな花は、ムラサキ科のミヤマムラサキ。
バラ科のカライトソウ。赤い花の雄しべを唐糸に見立てたことが名前の由来。
天気がいいので復路は八方池に寄ることにした。
分岐を左に入って、整備された木道を進む。
8:20 多くのハイカーで賑わう八方池に到着。
八方池の水面に映る逆さ白馬三山。ほぼ無風の時に写真を撮ることができた。30分ほどのんびりしてから八方池を出発した。
キキョウ科のヤマホタルブクロ。これは赤紫だが、ホタルブクロの色は白から濃い赤紫までさまざま。
ユリ科のニッコウキスゲ。へたり気味の花が多くて、やっと形のよいものを見つけた。
八方池からはしばらく木道が続く。
木道脇にぽつんと咲いていたキク科のミヤマタンポポ。
木道を埋める雪渓を歩く。
サクラソウ科のユキワリソウ。ちょっとピンボケしてしまった。
木道を少し上り返して再び眺めのよい稜線歩きとなった。
9:00 八方ケルンを通過。行き交うハイカーの数がますます増えてきた。
八方ケルンから5分ほど下ると第2ケルン。
第2ケルンのトイレ棟からは木道歩きとなる。
前後に人が多いため、流れに合わせて歩いた。
一輪だけ咲いていたラン科のテガタチドリ。
最期は渋滞していたが、最初からゆっくりペースなので気になることはなかった。
9:35 リフト乗り場のある八方池山荘に到着。
2つのリフトを乗り継いで黒菱第三リフト駐車場へ。下界は真夏日の暑さだった。八方の湯で汗を流してから帰路につき、15時半に帰宅。どうなることかと思ったが、素晴らしい3日間になった。
5時起床。この日は下山するだけだったので、のんびりテントを撤収して6時半に下山を開始した。3日目も快晴で、登山道脇の高山植物を愛でながら気持ちよく歩くことができた。この日も登山者がひじょうに多く、八方池からは少し渋滞気味のところも出るほどだったが、荷物が重いのでゆっくりペースでちょうどよかった。八方の湯に寄ってから帰路についたが、早い時間に下山したので渋滞に巻き込まれることもなかった。体力面での準備不足は否めなかったが、終わってみれば素晴らしい山行になった。