2011年9月10日 土曜日
武尊山
2,158 m
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コースタイム
裏見ノ滝駐車場 5:15 ⇒ 6:15 武尊林道終点 6:20 ⇒(休憩5分)⇒ 9:15 剣ヶ峰山 9:40 ⇒(休憩5分)⇒ 11:20 武尊山(沖武尊) 12:15 ⇒(休憩5分)⇒ 手小屋沢避難小屋 14:20 ⇒ 武尊林道終点 15:35 ⇒ 裏見ノ滝駐車場 16:35
4:50 裏見ノ滝 駐車場
身支度を整えているうちに明るくなってきた。5:15 駐車場を出発。
すぐ先の武尊神社を過ぎると登山口へ続く林道がある。
まだ薄暗い林道を歩く。
途中、樹林の切れ間から剣ヶ峰山が見えた。
1時間ほどで林道終点に着いた。
おにぎりを食べていたら、集団に追いつかれた。5時台スタートなのに人が多い。
集団とは分かれ、まずは剣ヶ峰山へ向かうことにした。
獅子ヶ鼻山が樹間に見えた。
沢をいくつか渡って先へ進む。沢の音が心地よく、青空の広がりにテンションが自然と上がる。
徐々に坂がキツくなってきて、山登りらしくなってきた。
下りでは使いたくないと誰かが書いていたが、確かに岩ゴロと根っこが滑りやすくて厄介だった。
立派なブナの木が度々目についた。
東側に見えた武尊山。
ホシガラスの子どもが樹上で派手に鳴いていた。
膝への負担を考えながら、ゆっくりゆっくり上った。
出発から3時間を超えてもまだ剣ヶ峰山は遠かった。
西側を振り返ると谷川連峰、白毛門と朝日岳などの山並みがよく見えた。
9:05 剣ヶ峰山直下の分岐を通過。ここから山頂まではもうひと上り。山頂付近に人の姿が見えた。
9:15 出発から4時間で剣ヶ峰山(2,020m)に到着。入れ替わりで誰もいない山頂を独占した。
北東方面にはこれから向かう武尊山がそびえる。右隣は中ノ岳。
稜線はさらに家ノ串山、剣ヶ峰、前武尊と続き、家ノ串山と剣ヶ峰の間には日光白根山が見える。
前武尊の右、南東方面の皇海山(中央)と袈裟丸山(右)。
南方面には赤城山。黒檜山、長七郎山、地蔵岳、荒山、鈴ヶ岳と並ぶ。
赤城山の右奥には幽かに富士山も見えていた。
南西方面。子持山と榛名山。右奥にはうっすら八ヶ岳が見える。
西北西方面の谷川連峰。左から仙ノ倉山、万太郎山、谷川岳、一ノ倉岳。
北西方面。左から武能岳、白毛門、笠ヶ岳、朝日岳、大烏帽子山と続く。
北北西の巻機山。左は柄沢山
北方面。武尊山の左に平ヶ岳と至仏山も見えた。
羽虫の大群に何度か撮影を邪魔されたが、山頂はまさに360度の絶景。右に見えるのは玉原湖。
9:40 武尊山へ向かう。
稜線上は日差しがまともに当たって、予想以上に暑かった。
剣ヶ峰山から武尊山へと続く稜線歩きは解放感があって、ひじょうに気持ちよかった。
背後には鋭角な剣ヶ峰山。
小さなアップダウンを繰り返しながら進む。
稜線を吹き抜ける風が心地よかった。
なかなか近づいてこない武尊山。
後ろを振り返るとけっこう歩いたことが分かる。
1975mピークを越えたあたりで、「ここから大変だよ」と、すれ違ったおじさんに声をかけられた。
剣ヶ峰山から1時間が経過。
膝をいたわりながら着実に高度を稼いだ。
11:00 やっと山頂下の坂までたどりつく。
雲が出始めていることを気にしながら足を運ぶ。
ときおり振り返って眺めを楽しみながら、ガレた最後の上りを進む。
11:20 ついに武尊の山頂に到着。狭い山頂は多くのハイカーでにぎわっていた。
空いていた南西側の一番よい場所に陣取った。
東側に見えた中ノ岳と家ノ串山。
東側の稜線はさらに剣ヶ峰へと続き、その先は川場尾根が麓まで延びている。
北側はハイマツが邪魔で写真が撮りづらかった。
燧ヶ岳はしっかり見えてきた。
至仏山は雲が取れそうで取れなかった。
南西方面。中央の剣ヶ峰山へと続く稜線が一望できる。右は獅子ヶ鼻山。
谷川連峰もよく見えていた。
12:15 記念撮影をしてから下山開始。
昼になって山頂は大混雑の様相を呈していた。
北西の谷川岳方面を眺めながら、手小屋沢避難小屋を目指す。
灌木帯をどんどん下る。
みるみる武尊山の山頂が遠くなって行く。
剣ヶ峰山の上に雲が出てきた。
ゆっくり下るので、何人ものハイカーに追い越された。
膝に痛みはなかったが、辛抱強く自重した。
最初のクサリ場。
鎖を使わなくても降りられるが、上りよりも危険なので慎重に歩を進める。
開けた場所からふと見ると、至仏山の雲がとれていた。左手前の山は笠ヶ岳と思われる。
クサリ場が連続する。鎖と梯子を下りてまた鎖。
他の登山者が後ろから迫っていたが、焦らず慎重にせっせと進んだ。
本日最長のクサリ場。足場はしっかりあるので、それほどの危険はない。
下山を始めて1時間経過。
最後のクサリ場もクリアして、先へ進む。
根こそぎ倒れた松の木の脇を通る。
だんだんと疲れで身体が重たくなってきた。
1時間半を過ぎても小屋はなく、道を間違えたかと何度も地図を見返した。
14:20 ついに手小屋沢避難小屋の標識に到着。コースタイムを45分もオーバーしていた。
下りがまだまだ続くので、とにかくゆっくり進む。飲み物も残り少なくなって、完全にバテてしまった。
15:35 やっと林道終点。小屋から40分のコースに75分かかった。ここからは平坦な道が続く。
陽が傾き始める中、重い身体を引きずるように歩いた。武尊神社が見えたときは嬉しかった。
武尊神社から駐車場は目と鼻の先。
16:35 ついに駐車場に到着。こんな時間になるとは思わなかった。お疲れ様でした。
2時起床、2時35分出発。裏見ノ滝駐車場には4時50分到着。夜明け前にもかかわらず、すでに5、6台の車が停まっており、中にはテント泊をしているグループもいた。空は予報どうりの快晴で、稜線や山頂からの広大な眺めを存分に楽しむことができた。膝の故障と天候不順で2ヵ月間山から遠ざかっていたが、これで少し留飲を下げることができた。膝への負担軽減を考えて、スタートから極力ゆっくり歩いたが、想定以上にコースタイムをオーバーしてしまった。そのため行動時間が長くなり、最後は飲料水も不足して疲労困憊となってしまった。ジョギング等によるトレーニングの効果はあったはずだが、十分な山登りの体力は、やはり山に登ってつけるしかないと感じた。
帰りの道路は渋滞もなくスムーズに走れたが、下山時間が遅かったので、帰宅は19時半となった。懸案の左膝は、痛みこそ出なかったものの、また水がたまっていた。様子を見ながら、今後の登山計画を考えたい。