大菩薩嶺

2,057 m 2回目

 3時半起床、4時10分出発。6時20分に丸山峠分岐に着いたが、災害通行止めでその先へ行くことができなかった。 丸山峠分岐からだと歩行時間が往復3時間以上プラスになるので、最初はとても無理だと感じたが、歩行時間の延長と大菩薩嶺の眺望、それと他の山に登るための移動時間と高速代をそれぞれ天秤にかけ、結局予定通り登る以外にないと判断した。

 晴れ渡った好天の下、富士山と南アルプスを眺めながらの稜線歩きはとても心地よかった。風が冷たく感じられたが、この時期としてはむしろ暖かいと言える気温だった。娘のしつこい小言に興をそがれたが、楽なルートがいつも以上の大変な行程になったという事実が頭を離れなかったのかもしれない。良き人生をいきるには自分の時間を大切にしなければならないが、どういう状況にあっても自分の時間は今この時にしかない。だからこそ与えられた状況の中でいかに自分の時間を大切にして楽しむかが大切になる。山登りにおいては、目を凝らして耳を澄ます。雑念に捉われることなく自然に五感を解放するだけでよい。いつもそうだが、娘への戒めはそのまま自分への戒めとなる。

 体力的にかなり消耗したが、落ち葉のクッションが負担を減らしたらしく、膝痛は出なかった。帰りはノロノロ運転が続くこともあったが、圏央道のおかげで19時前に帰宅することができた。助手席と後部座席で眠る娘と嫁を尻目に何とか運転を続けたが、脳細胞がたくさん死んだと思えるほど最後は疲れました。

登山コースデータ
登山日/天候 2007年11月23日 金曜 / 快晴
ルート所要時間 丸山峠分岐駐車場6:40→ロッジ長兵衛8:35→福ちゃん荘9:05→10:25雷岩11:15→賽ノ河原12:15→大菩薩峠13:05→福ちゃん荘13:45→ロッジ長兵衛14:10→丸山峠分岐駐車場15:40
難易度データ (≒) 標高差 : 1,037m / 累積標高差 : 1,135m / 歩行距離 : 12.5km / 標準歩行時間 : 6時間30分

初めて利用した圏央道のトンネルは明るくてモダンな感じ。

丸山峠分岐の通行止めを知り、帰っていく車もあった。

通行止めとなった林道をしばらく歩いた。

途中から落ち葉でふかふかの登山道へ入った。

第一展望台からの眺め。

第二展望台からの眺め。南アルプスがよく見えた。

落ち葉の下にゴツゴツした岩があるので、気をつけて歩いた。誰もいない山道をひたすら上る。

途中でキツツキが沢山いる場所を通った。しばらく粘ってやっとアカゲラの撮影に成功。思ったより大きかった。

同じ場所にいたコゲラ。サイズが小さく、背中がチェック模様になっている。

ロッジ長兵衛に到着。車が多いことに驚いた。近くのトイレを利用してから先へ進んだ。

林道ではなく山道を歩いて福ちゃん荘へ。

福ちゃん荘。すぐ着くように記憶していたが、けっこう時間がかかった。

福ちゃん荘から唐松尾根コースを歩く。

しばらく歩くと、背後に富士山と南アルプスの眺めがよくなった。

何度も振り返り、写真を撮りながら上った。壮大な展望に疲れも吹っ飛んだ。

10:25 雷岩に到着。

富士山を眺めながら食事にした。随分時間がかかったが、眺めの良さに来てよかったと実感した。

じっとしていると体が冷えるので、温かいカップメンが何よりありがたかった。

大菩薩湖の向うに富士山。富士の手前、向かって左側に三ツ峠山、右には黒岳が見える。

富士の西側には南アルプスの山並が続いている。

中央に聖岳、赤石岳、悪沢岳が並び、右には蝙蝠岳と塩見岳。

左から農鳥岳、間ノ岳、北岳、中央に観音岳、地蔵岳、仙丈ヶ岳、アサヨ峰と続き、右端に甲斐駒ケ岳。

富士山。

間ノ岳と北岳。

左から観音岳、地蔵岳、仙丈ヶ岳、アサヨ峰と続く稜線。

甲斐駒ケ岳。

左から聖岳、兎岳、赤石岳、小赤石岳、悪沢岳。

蝙蝠岳、塩見岳、広河内岳、農鳥岳と続く稜線。

2年前に初めて来た時よりハイカーの姿が少なく、快適に稜線歩きを楽しめた。

神部岩を通過。

開放感あふれる稜線をどんどん進む。

妙見ノ頭の山腹を横切って旧峠にあたる賽ノ河原へ出る。避難小屋を過ぎて上り返すと親不知ノ頭。

親不知ノ頭から北西方角がよく見えた。左に真っ白な乗鞍岳と鉢盛山、右には編笠山、権現山、赤岳と八ヶ岳の峰々が見えた。

左から金峰山、朝日岳、国師ヶ岳。

乗鞍岳(左)と鉢盛山。

八ヶ岳。

東方面には奥多摩の山々。

大菩薩峠が見下ろせる場所でしばらく休憩した。峠の介山荘付近にいるハイカーの姿がよく見えた。

ガスがかかって、南アルプス手前の塩山市が見えなくなってきた。

しばし眺めを楽しんでから先へ進んだ。

親不知ノ頭からゴツゴツした岩場を下る。

峠まではすぐだった。

13:05 大菩薩峠に到着。写真を撮ってそのまま福ちゃん荘へ向かった。

幅広の歩きやすい山道を進む。

福ちゃん荘までは以前来たときよりも近く感じた。

ロッジ長兵衛までの復路は林道を歩いた。

ロッジからが長かったが最後まで膝痛は出なかった。

駐車場に15:40到着。圏央道を利用したので、運転は3時間弱で済んだ。