武甲山縦走

1,304 m 2回目

 5時起床、5時半出発。現地には7時半に到着した。朝の気温が低くて遠望がききそうだったので、北側の眺めがよい武甲山から登ろうと思ったが、同じ時間に武甲山へ向かうハイカーが3組いたので、今回も大持山から回ることにした。妻坂峠からは完全に雪山で、軽アイゼンを使う必要はなかったものの、2割増しで体力が奪われた。雪に足を取られて大持山までの上りは苦労したが、稜線に出てからは雄大な眺めと綺麗な樹氷を楽しみながら歩くことができた。山道周辺では風による倒木が多く見られ、武甲山山頂の丸太小屋も屋根が飛ばされて半壊していた。

 前回の滝子山では登山靴がドロドロに濡れてしまったが、今回は防水スプレーをきちんとしてきたので、雪山を長時間歩いてもほとんど濡れなかった。かかとが靴擦れしたものの、新しい登山靴の履き心地は上々だった。道路が少し込んでいたため帰宅は17時半になったが、3週連続の登山で体が慣れてきたのか、前回よりも疲労は少なかった。

登山コースデータ
登山日/天候 2010年3月27日 土曜 / 晴れ
ルート所要時間 生川駐車場7:40→妻坂峠8:40→大持山山頂10:15→小持山山頂11:05→シラジクボ峠11:55→12:35武甲山山頂13:20→生川駐車場14:25
難易度データ (≒) 標高差 : 784m / 累積標高差 : 1,160m / 歩行距離 : 9.7km / 標準歩行時間 : 6時間25分

広くなった生川の駐車場にはすでに数台の車が停まっていた。

工事で退けられていた鳥居も復活していた。

足元にはシリオの新しい登山靴。

背中には新しいチャチャパック45Lで、いざ出発。

強風で折れたり根こそぎ抜けた倒木が、登山道をふさいでいた。周囲をみるとあちこちで木が倒れていた。

妻坂峠に向かう途中で武甲山が見えた。

ところどころでジャリジャリの雪が残っていた。

妻坂峠に到着。

ここも倒木で道がふさがれていた。ぐるっと遠回りして先へ進んだ。

妻坂峠からは完全な雪山。凍結はしていないのでアイゼンは必要なかった。

長い上りの後に何度かアップダウンが続く。

雑木の間から大持山と小持山の稜線が見えた。

雪山歩きでいつも以上に体力を奪われた。

展望のきく尾根の分岐に到着。

東から南に奥武蔵の山並が連なる。筑波山は見えなかった。

南側から雲が出てきていた。

写真を撮って大持山へ向かった。

分岐から10分、出発から2時間35分で大持山山頂に到着。積雪の影響で時間がかかった。

東側の樹間に歩いてきた妻坂峠からの稜線が見えた。稜線の向こうは前武川岳と伊豆ヶ岳。

小持山へ向かう途中で、綺麗な樹氷が目に付いた。

融け始めた樹氷に陽光が反射してキラキラと輝いていた。

足元に気を付けて尾根道を進む。

雪に覆われた露岩から東方面が一望できた。武川岳から蔦岩山、焼山と続く稜線が見えた。

東から北側もよく見えたが、遠くは霞みがかかっていた。

南西側が開けた露岩手前の急坂を上る。ここも凍結してはいないので、思っていたほど滑らなかった。

南西に開けた露岩に到着。八ヶ岳と浅間山もくっきり見えて、素晴らしい眺めに疲れも吹き飛んだ。

南西方面。酉谷山、白石山、甲武信ヶ岳、三宝山と続く山並には雲がかかっていた。

西方面。八ヶ岳、両神山、浅間山などがよく見えた。

両神山。

浅間山。

赤岳、横岳、硫黄岳、天狗岳と続く真っ白な八ヶ岳。

行動食の菓子パンを食べて、踏み跡をしっかりトレースしながら先へ進んだ。

北側に武甲山を見ながら歩く。武甲山の向こうには谷川岳や日光連山まで眺めることができた。

武甲山の右、北北東方面の日光白根山。

小持山山頂まで、小ピークを何度か上り下りする。

大持山から50分、出発から3時間25分で小持山山頂に到着。前回よりも30分余計にかかった。

昼近くになって気温が上がると遠望がきかなくなるが、武甲山の左奥には谷川連峰がしっかり見えていた。

右隣には日光連山が見えていたが、徐々に山影が薄くなっているような気がした。

左は御荷鉾山、その向こうは草津白根山と岩菅山。

谷川連峰の山々。

しばし眺めを楽しんでからシラジクボ峠へ。

足元に気をつけながら200m以上を下って行く。

シラジクボ峠まで見事な樹氷を見ながら歩いた。ポリポリ、パリパリと音がして絶え間なく氷が落ちていた。

ガラス細工のような見事な樹氷。足元と樹氷を見るのに忙しかった。

上の部分が融けて、枝から氷が抜け落ちて行く。登山道周辺には、融け落ちた棒状の氷が積もっていた。

シラジクボ峠まで急坂が続く。

かかとの靴擦れが痛みだしたので、下りが緩やかになったところでテーピングをした。

武甲山を下りてくるハイカーと何度かすれ違った。シラジクボ峠からは最後の上りとなる。

簡単に上れそうだと思ったが、上り切った後にまた次の上りが続いていた。

疲れてきたら、立ち止まって数秒間休んでまた上る。その繰り返しで徐々に高度を稼いで行く。

急坂を上り切ると表参道と裏参道の分岐に出る。

背後には大持山と小持山がよく見えた。

分岐から山頂までは10分足らず。

山頂の御嶽神社で団体ハイカーが休んでいた。

まずは第二展望台へ向かった。

あいかわらず柵が邪魔で、とってつけたような展望台だ。

すぐ第一展望台へ向かう。

ちょうど団体ハイカーが下りた後で、人は少なかった。

展望台は北西から北東にかけての眺めがよい。

時間とともに霞みがかかって、日光連山はほとんど見えなくなっていた。

丸太小屋は屋根が飛ばされて半壊していた。

仕方ないので分岐のベンチまで戻って食事にした。

しばらく休んでから表参道の丸太コースで下山した。丸太が滑るので慎重に進む。

ここも倒木で道がふさがれていた。

下山路も根こそぎ倒された木々が散見していた。強風と大量の雨で土が流されたことに原因がありそうだ。

今回は最後まで道を間違えずに、1時間ちょっとで下山した。樹氷も見れたし、雪山歩きは楽しかった。