編笠山
2,524 m
| 登山日/天候 | 2009年5月2日 土曜 / 晴れ |
|---|---|
| ルート所要時間 | 観音平駐車場6:10→雲海6:55→押手川分岐7:35→9:20編笠山山頂10:55→押手川分岐12:15→雲海12:50→観音平駐車場13:25 |
| 難易度データ (≒) | 標高差 : 964m / 累積標高差 : 965m / 歩行距離 : 6.8km / 標準歩行時間 : 5時間35分 |
観音平の駐車場には10台ほどの車が停まっていた。早い時間に着いてよかった。
6:10 身支度を整えて出発。
最初は笹に覆われたなだらかな上りが続く。
ダケカンバやカラマツの樹林帯をひたすら進む。前後にハイカーが何組かいた。
6:55 雲海に到着。
富士山は白く霞んでいたが、上半分だけ見えていた。
雲海を過ぎるとゴロゴロした岩が目立ち始め、上りも若干きつくなる。
7:35 押手川分岐に到着。固雪のアイスバーンが増え始め、ひんやりした雪の冷気を感じた。
傾斜が上がり、露岩とアイスバーンもますます増えて、足場を慎重に選ぶ必要が出てきた。
8:00 ついに軽アイゼンの出番となった。娘と嫁と3人分装着したので、時間もかかって疲れてしまった。
足元が安定してペースが戻った。滑りやすいアイスバーンもどんどん上る。アイゼンを装備してきて大正解。
背後の樹間から富士山が見えた。朝の時間帯が一番よく見えていた。
時折眺めのよい場所で休憩をとった。
ハイマツ帯に入りさらに傾斜は急になった。
アイゼンを途中で外したが、その際 嫁が眼鏡を置き忘れてしまった。
アイスバーンが上の方にも残っており、アイゼンを外す判断が少し早かった。
やっとハイマツ帯を抜けた。
露岩の堆積する開けた斜面を上る。体調のせいか息が切れて仕方なかった。
9:20 露岩帯をしばらく上ると山頂に到着した。
頂から広がる360度の大展望に、思わずテンションが上がった。
北側には八ヶ岳連峰が大きい。左から阿弥陀岳、横岳、赤岳、ギボシ、権現岳と続く南八ヶ岳。
阿弥陀岳の左奥には北八ヶ岳の山々が並ぶ。
蓼科山と北横岳。
標札を台にしてタイマー撮影。
何枚か写真を撮って、温かいカップ麺を食べた。山頂で至福のときを過ごした。
娘は携帯でしきりに写真を撮っていた。
南側には南アルプスがくっきり見えていた。
北岳、甲斐駒ケ岳、仙丈岳。
西には木曽駒ケ岳や御嶽山など、中央アルプスの峰々が連なる。
中央アルプス。左に南駒ケ岳と空木岳、ほぼ中央に熊沢岳と桧尾岳、右には木曽駒ケ岳。
冠雪した御嶽山。
西から北方面にかけては、北アルプスの高峰がずらりと並ぶ。
北アルプスの手前には美ヶ原高原や車山高原も見える。手前の山は西岳。
左から前穂高岳、奥穂高岳、涸沢岳、北穂高岳、大キレットをはさんで南岳、中岳、大喰岳(おおばみだけ)、槍ヶ岳と続く山並み。
真ん中あたりに立山と剱岳。
左は鹿島槍ヶ岳と五龍岳、右は白馬鑓ヶ岳(やりがたけ)、杓子岳、白馬岳と続く白馬三山。
山頂は風も穏やか。1時間半に渡ってのんびりくつろいだ。
10:55 下山開始。嫁の眼鏡を探すために同じルートで下ることにした。南アルプスを眺めながら露岩帯を下る。
東側に三ツ頭(左)と金峰山(右奥)が見えた。その間には甲武信ヶ岳も見えていた。
下りでは最初から軽アイゼンを着けていたので、露岩帯は歩きづらかった。
急坂がずっと続くので、落石に気を付けながら慎重に下った。
途中で嫁が眼鏡を発見。ラッキーだった。
アイスバーンは表面が溶け出してツルツル状態。アイゼンなしのハイカーもいたが、さぞかし大変だっただろう。
何度か上りハイカーとすれ違ったが、下りはとても静かな山歩きが続いた。
12:15 押手川分岐でしばし休憩。
まだ岩がゴロゴロしていたが、この辺りから坂はゆるくなって歩きやすくなった。
12:50 よいペースを保って雲海に到着。ベンチで少し休んでからまた歩き出した。
雲海を過ぎると長くゆるやかな坂がだらだらと続く。さすがに足に疲れを感じ始めた。
前を行く家族を追い抜いたが、小さい娘さんだけが我々に抜かれまいと急いで先を歩いていた。
13:25 観音平に到着。
50台ほど停められる駐車場は満杯で、路駐している車もあった。20分ほどで身支度を整え、清里中央オートキャンプ場へ向かった。
2時半起床、3時出発。連休の渋滞予想に反して相模湖IC付近も流れ続け、現地には5時50分に到着した。渋滞で遅くなった場合は飯盛山への変更も考えていたが、予想以上に早く到着できたので気分よくスタートできた。押手川分岐を過ぎてからは固雪のアイスバーンが続き、軽アイゼンを装着して上った。最後の長い急坂は大変だったが、これといった難所はなかった。露岩に覆われた広い山頂は、まさに360度の大パノラマ。南に富士と南アルプス、西には中央アルプス、北西から北にかけては北アルプスがずらりと並び、北東には八ヶ岳の連なりが大きく迫っている。山頂で1時間半ゆっくり過ごしたが、これ以上ない心地よさだった。下りのアイスパーンも軽アイゼンのお陰で順調に乗り切り、ほぼコースタイム通りのペースで歩くことができた。
その後、清里中央オートキャンプ場へ向かったが、想定時間よりも1時間以上早く着くことができた。最初の八ヶ岳登山は大満足に終わり、間近に仰ぎ見た赤岳・横岳・硫黄岳と続く八ヶ岳の核心部に対する意欲が沸いてきた。